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掲載開始日:2022年12月2日更新日:2022年12月2日
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地球と財布にやさしいエコドライブを始めよう(エコドライブ普及連絡会)
地球と財布にやさしいエコドライブを始めよう
カーボンニュートラルの実現のためには、さまざまな領域での取組が必要です。中でも、日本におけるCO2排出量のうち、一般家庭の自家用車を含む運輸部門からの排出が17.7%(2020年度)を占めており、運輸部門での脱炭素化に向けた取組は、非常に重要なものです。
自動車の脱炭素化には、走行時に二酸化炭素を排出しないZEV(電気自動車・水素自動車等)の普及やカーシェアリングの活用が必要ですが、どの車に乗ったとしても、環境に負荷をかけず、安全運転で事故発生率を抑える、エコドライブを実践していくことがとても重要です。
(図出典)国土交通省「運輸部門における二酸化炭素排出量」
エコドライブ
「エコドライブ」とは、燃料消費量やCO2排出量を減らし、地球温暖化防止につなげる「運転技術」や「心がけ」です。心にゆとりをもって走ることや、時間にゆとりをもって走ることが、大切なエコドライブの心がけです。
また、燃料消費量が少ない運転は、CO2排出量を削減するだけではなく、お財布にやさしく、交通事故の削減にもつながる、同乗者が安心できる安全な運転でもあります。
エコドライブには、特別な技術は必要ありません。誰にでも今すぐに始めることができる、地球温暖化防止や交通安全につながるアクションです。
今日から、日々のエコドライブを実践しましょう。
エコドライブ10のすすめ
- 自分の燃費を把握しよう
リッター当たり何キロで走っていますか?
自分の車の燃費を把握することを習慣にしましょう。
日々の燃費を把握すると、自分のエコドライブ効果が実感できます。 - ふんわりアクセル「eスタート」
穏やかにアクセルを踏んで発進するやさしい発進を心がけるだけで燃費が改善します。
焦らない、穏やかな発進は、安全運転にもつながります。 - 車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
走行中は、一定の速度で走ることを心がけましょう。
車間距離が短くなると、ムダな加速・減速の機会が多くなり燃費が悪化します。
交通状況に応じて速度変化の少ない運転を心がけましょう。 - 減速時は早めにアクセルを離そう
エンジンブレーキを活用すると、燃費が改善します。
信号が変わるなど停止することがわかったら、早めにアクセルから足を離しましょう。
減速するときや坂道を下るときにもエンジンブレーキを活用しましょう。 - エアコンの使用は適切に
暖房のみ必要なときは、エアコンスイッチをOFFにすると燃費が改善します。
車のエアコン(A/C)は車内を冷却・除湿する機能です。
冷房が必要なときは、車内を冷やしすぎないようにしましょう。 - ムダなアイドリングはやめよう
アイドリング中も燃料を消費します。
待ち合わせや荷物の積み下ろしなどによる駐停車の際は、アイドリングはやめましょう。
現在の乗用車では基本的に暖機運転は不要なので、エンジンをかけたらすぐに出発しましょう。 - 渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
道に迷うなど、余計に走行すると燃費が悪化します。
出かける前には、渋滞・交通規制などの道路交通情報や、地図・カーナビなどを活用して行き先やルートを事前に確認しましょう。
また、時間に余裕をもって出発しましょう。 - タイヤの空気圧から始める点検・整備
タイヤの空気圧を適正値にすると、燃費が改善します。
タイヤの空気圧チェックを習慣づけましょう。
エンジンオイル・オイルフィルタ・エアクリーナエレメントなどの定期的な交換によっても燃費が改善します。 - 不要な荷物はおろそう
車の燃費は、荷物の重さに大きく影響されます。
運ぶ必要のない荷物は車からおろしましょう。
車の燃費は、空気抵抗にも敏感です。
スキーキャリアなどの外装品は、使用しないときには外しましょう。 - 走行の妨げとなる駐車はやめよう
迷惑駐車の少ない道路では、平均走行速度が向上し、燃費の悪化を防ぎます。
交差点付近などの交通の妨げになる場所での駐車は、渋滞の原因になります。
迷惑駐車は、他の車の燃費を悪化させるばかりか、交通事故の原因にもなります。
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11月はエコドライブ推進月間です
政府では、行楽シーズンであり自動車に乗る機会が多くなる毎年11月を「エコドライブ推進月間」とし、環境にやさしい自動車の使用を呼びかけています。