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トップページ > 観光・文化・スポーツ > 歴史・文化財 > 文化財 > 国指定・登録文化財 > 深大寺「銅孔雀文磬(どうくじゃくもんけい)」の重要文化財(美術工芸品)指定

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ページ番号:17268

掲載開始日:2026年5月12日更新日:2026年5月12日

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深大寺「銅孔雀文磬(どうくじゃくもんけい)」の重要文化財(美術工芸品)指定

深大寺の「銅孔雀文磬(どうくじゃくもんけい)」が、新たに重要文化財に指定されることとなりました。
令和8年3月26日、国の文化審議会より文部科学大臣に重要文化財とすることが答申されました。

なお、国の官報告示をもって正式指定となります。

銅磬の表面写真銅磬の裏面写真

深大寺「銅孔雀文磬」の文化財的価値

磬とは、中国古代の楽器に起源を持ち、読経をする際に、導師が打ち鳴らす仏具です。磬架(けいか)と呼ばれる台に吊り下げて用いられます。磬は室町時代以後、量産的に製作されたものが大多数を占め、優品のほとんどは平安時代と鎌倉時代に集中しています。年紀がはっきりとわかる鎌倉時代の磬の基準作はわずか18例しかなく、鎌倉時代の基準作例として美術史上貴重なものです。また、この磬は文永4年のもので、国の重要文化財である梵鐘(南北朝時代・永和2年(1376))よりも古く、「深大寺」の名が記される現存最古の資料としても注目されます。

年代

鎌倉時代・文永4年(1267)

法量

縦13.5センチメートル、横26.0センチメートル

所有者

宗教法人深大寺

所在地

調布市深大寺元町5-15-1

深大寺「銅孔雀文磬」について

深大寺の「銅孔雀文磬」は、中央が山形となり、裾広がりの形をもつ「へ」の字形をした銅鋳造製です。表裏の中央には蓮華形を鋳出して撞座(つきざ)とします。表面には左右に向かい合う孔雀を表しています。また、裏面の銘文には右側に「武州深大寺深沙王堂」左側に「文永四年丁卯十月日」とあります。銘文は後からでも彫ることのできる陰刻ではなく、製作時に文字を鋳出す陽鋳(ようちゅう)であり、文永四年に深大寺深沙大王堂の磬として作製されたことを示しています。撞木(しゅもく)で叩いて音を出す撞座部分が摩滅していることから、長年使用されたものと考えられます。

磬の来歴について

本作品は、最近まで神奈川県相模原市にある善勝寺(真言宗)に伝えられていましたが、令和7年4月20日をもって、深大寺へお里帰りをしました。深大寺から善勝寺へ渡った経緯はわかっておりません。

地図情報

調布市深大寺元町5-15-1

このページに関するお問い合わせ

調布市教育委員会教育部郷土博物館 

電話番号:042-481-7656

ファクス番号:042-481-7655