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ページ番号:2259
掲載開始日:2022年3月28日更新日:2022年3月28日
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令和3年度ピースメッセンジャーの取組
市では、戦争体験者の高齢化などにより、若い世代に戦争体験を語り継ぐ機会が減少している中、次代を担う子どもたちに戦争の悲惨さや平和の大切さについて肌で学ぶ機会を設け、その成果を広く市民へ還元することを目指す事業を実施しています。令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、被爆地長崎へのピースメッセンジャーの派遣は中止としましたが、オンラインを活用した青少年ピースフォーラムへの参加や、市近隣の戦跡を巡るフィールドワーク、調布市平和映画・朗読会での朗読発表などを通し、戦争・平和について学びました。
任命式・第1回事前学習会(令和3年6月27日(日曜日))
市内在住・在学の中学生10人が市民の代表「ちょうふピースメッセンジャー」として任命されました。任命式の後、これからのピースメッセンジャーの活動に向けて事前学習会を行いました。事前学習会では、親睦を深めるためのワークを行い、今の自分の想いをメッセージボードに書き込みました。任命式には、FC東京の石川直宏クラブコミュニケーターにもご出席いただき、市長・石川直宏クラブコミュニケーターとともに記念撮影をしました。
第2回事前学習会「フィールドワーク」(令和3年8月1日(日曜日))
2つのグループに分かれて調布市近隣にある戦跡を巡り、戦争や平和についての学びを深めました。フィールドワークで学んだことは、事後学習会でグループ毎に一枚の紙にまとめました。
調布市平和映画・朗読会(令和3年8月3日(火曜日)・4日(水曜日))
調布市平和映画・朗読会で長崎で被爆した医師・永井隆さんの「原子雲の下に生きて」「娘よ、ここが長崎です」の朗読を発表しました。3回の朗読練習及びリハーサルを経て、本番に臨みました。
FC東京石川直宏クラブコミュニケーターとの意見交換会(令和3年8月4日(水曜日))
調布市平和映画・朗読会での朗読発表の後、石川直宏クラブコミュニケーターと意見交換会を行いました。
青少年ピースフォーラム(令和3年8月8日(日曜日)・9日(月曜日))
全国の自治体から青少年が参加し、平和について学び、意見交換をする青少年ピースフォーラムに参加しました。令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン開催となりましたが、長崎の被爆被害について学び、全国の参加者と平和について意見交換をしました。
調布平和の祭典(令和3年8月14日(土曜日))
調布平和の祭典でこれまでのピースメッセンジャーの活動について発表しました。有志の令和元年度ピースメッセンジャーも参加しました。
事後学習会(第1回 令和3年8月5日(日曜日)・第2回 令和3年8月23日(木曜日・祝日))
ピースメッセンジャーとしてこれまで学んできたことを振り返り、これから市民の皆様へ広く発信していくために意見交換などをしました。第1回はオンラインで実施し、石川直宏クラブコミュニケーターも交えてこれまでの学びを振り返りました。第2回ではフィールドワークのまとめやメッセージボードの作成や、活動を応援していただいた石川直宏クラブコミュニケーターへのメッセージ動画の撮影などをしました。
第1回の様子
第2回の様子
市特別職への報告会(令和3年12月12日(日曜日))
これまでの活動を振り返り、市特別職に向けて活動報告をしました。報告会では、市長、教育長の出席に加え、石川直宏クラブコミュニケーターからビデオメッセージをいただきました。
その他
- メッセージボード巡回展(令和3年11月から令和4年3月まで)
ピースメッセンジャーの作成したメッセージボードや成果物を、市内各公共施設に展示しました。 - 原爆展(令和4年3月9日(水曜日)から15日(火曜日)まで)
ピースメッセンジャーの作成したメッセージボードや成果物を、文化会館たづくり南ギャラリーにて実施した「原爆展・調布っ子“平和なまち”絵画コンテスト2021作品展」にて展示しました。
関連動画
調布市動画ライブラリー(テレビ広報ちょうふ令和3年10月20日号)「ちょうふピースメッセンジャー」(youtubeサイトへ)(外部リンク)