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掲載開始日:2023年9月12日更新日:2023年9月12日
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再生可能エネルギーってなんだろう 夏休み特別授業の実施報告及び小松菜の生育記録
調布市と東日本電信電話株式会社(以下「NTT東日本」という。)は、令和5年2月に「活力ある持続可能なまちの実現に向けた他分野連携協定」を締結し、ゼロカーボンシティの推進等で連携していくことに合意しています。
8月5日(土曜日)に、22人もの多くの方にご参加いただき、調布市、NTT東日本、株式会社ビオストック、京都大学及びドルトン東京学園の共同により、夏休み特別授業「再生可能エネルギーってなんだろう」を開催しましたので、報告します。
小松菜の生育記録
8月5日(土曜日)、ドルトン東京学園内において参加者の皆様に種まきをしていただいた、小松菜の生育記録について、お伝えいたします。
なお、NTT中央研修センタの超小型バイオガスプラントで作られた液体肥料を使用し、小松菜の生育及び管理をしていただきました京都大学関係者の皆様に、御礼申しあげます。
1班・2班のプランター
8月13日現在
8月21日現在
8月27日現在
3班・4班のプランター
8月13日現在
8月21日現在
8月27日現在
5班・6班のプランター
8月13日現在
8月21日現在
8月27日現在
液体肥料の効果があり、小松菜が順調に生育した様子が分かります。
しかし、猛暑の要因から、8月中旬以降には枯れてしまった小松菜もみられます。
生育記録の報告は以上です。
8月5日(土曜日)に開催しました、夏休み特別授業「再生可能エネルギーってなんだろう」の内容は、次のとおりです。
NTT中央研修センタ内のバイオガスプラント見学
始めに、調布市入間町にある「NTT中央研修センタ」において、超小型バイオガスプラントの見学を行い、ビオストック株式会社の米木津(よねきづ)さんから、液体肥料と再生可能エネルギーであるメタンガスが創出される過程や食品リサイクルの期待と課題等を学びました。
このバイオガスプラントでは、若葉小学校や調和小学校の給食残菜等の生ごみを利用し、液体肥料やメタンガスを作っており、この液体肥料の一部は調布市公有地でも使用しています。
参加された方からは、バイオガスプラントの働きに関する多くの質問がありました。
バイオガスプラントの看板
説明の様子
ドルトン東京学園に移動
バイオガスプラントの見学後、「NTT中央研修センタ」に近接する「ドルトン東京学園」に移動しました。
ドルトン東京学園へ移動
座学の受講
次に、「ドルトン東京学園」内の物理室において、京都大学の大土井(おおどい)先生による「資源循環と環境」に関する座学を受講しました。
この座学では、地球本来の機能である物質循環の仕組み、エネルギー生産型資源循環における液体肥料・エネルギーとしてのメタンガスの利用について、説明がありました。
講義の様子
参加された方の様子
質疑応答の様子
メタン発酵の仕組み体験と燃焼実験の実施
続いて、大土井先生から残菜を原料としたメタンガスが生成される仕組みについて説明があり、メタン発酵の仕組みを学ぶとともに、メタンガスを使用した燃焼実験を体験していただきました。
残菜をペットボトルへ投入する様子
残菜と種汚泥を混ぜる様子
メタンガスの燃焼実験の様子
液体肥料散布の実施
次に、「ドルトン東京学園」1階屋外に移動し、小松菜の種まき及び液体肥料の散布を実際に行っていただきました。
液体肥料散布などの手順説明の様子
小松菜の種をまく様子
液体肥料の散布の様子
最後に、今回の夏休み特別授業に参加された皆様の感想(概要)を一部お伝えします。
- 環境や液体肥料について、今まで知らなかったことを学ぶことが出来て有意義であった。また参加したい。
- メタンガスのことが良く分かった。バイオマスプラントのことを知ることが出来て良かった。小松菜の生育が楽しみです。
- 京都大学の大土井先生に質問が出来て楽しかった。小松菜に液肥を散布したが、育つのが楽しみです。
- 肥料は堆肥だけではなく、液体肥料があることに驚いた。ゴミから肥料が出来ることに一番驚きました。
- 環境問題である「食品ロス」、「エネルギー危機」、「カーボンニュートラル」の全てを解決できることに驚きました。
- メタンガス燃焼実験で、火が青くなり驚きました。
ご参加された皆様、お疲れさまでした。