令和4年度 第1回雑木林ボランティア講座の活動

雑木林ボランティア講座は、調布に今も残る里山の風景や雑木林を、市民と市が協働で保全していくためのボランティア養成講座です。市内の雑木林の維持管理に役立つ知識や、技能を習得します。

今回は令和4年5月21日(土曜日)に、佐須ふれあいの家及び深大寺・佐須地域で行われた、第1回「調布の雑木林の過去と現状・佐須の里山観察」の様子を報告します。

雑木林について座学で学ぶ

午前の部では、佐須ふれあいの家にて開講式を行い、その後、講師から調布の雑木林の過去と現状について、説明がありました。
雑木林は、自然にできた林ではなく、薪や落ち葉を燃料・肥料として使用するなど、人の手が入った林です。
現在、雑木林が抱える課題として、高度経済成長期のエネルギー革命以降、薪などの使用が急減した結果、高木が増え、陽当たりが悪くなった要因から、様々な植物が育ちにくくなっているとの話がありました。

(午前の部)座学の様子

深大寺・佐須地域の里山・雑木林を歩く

午後の部では、実際に深大寺・佐須地域の里山や雑木林を歩きました。

まずは、佐須の里山(佐須農耕地から水田へ)に行き、水田などの状況を見学しました。

(午後の部)佐須地域・農耕地の見学の様子

(午後の部)佐須地域・水田の見学の様子

次に、深大寺の雑木林を歩き、植物の観察などを行いました。

(午後の部)深大寺地域・雑木林の見学の様子

午後は生憎の空模様でしたが、ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。