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掲載開始日:2022年10月31日更新日:2022年10月31日
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令和4年度 第4回雑木林ボランティア講座の活動
第4回雑木林ボランティア講座の活動
雑木林ボランティア講座は、調布に今も残る里山の風景や雑木林を、市民と市が協働で保全していくためのボランティア養成講座です。市内の雑木林の維持管理に役立つ知識や技能を習得します。
今回は、令和4年9月17日(土曜日)に入間地域福祉センター及び入間樹林地で行われた、第4回雑木林ボランティア講座「雑木林の生態系(植物編)」の様子を報告します。
雑木林の生態系を座学で学ぶ
午前の部では、入間地域福祉センターにおいて、都市近郊に存在する雑木林の状況や、どのような植物がどの程度の面積割合で生育しているかなどを記録する「植生調査票」の記録方法を学びました。
講師の根本淳様(入間樹林の会)から、調査の経験を蓄積していくことや他の方が記録した「植生調査票」からその植生状況を想像することは、自然に対する感性を磨くのに有効であるとの話しがありました。
- 座学の様子
実習
午後の部では実際に入間町樹林地へ移動し、午前の部で学習した「植生調査票」を使用して、樹木の高さや被度の調査を行いました。
講義に入る前に準備運動を行った後、ボールペンなどを使用して樹木の高さ測定の練習を行いました。
また、講義の途中、なら枯れの樹木を前に市内の雑木林においても、多くの樹木が被害を被っている等の説明がありました。
- 樹林地へ入る前の準備運動
- ペン等を使って高さを測る練習の様子
- 入間樹林地の様子
- 植生調査票を作成する様子
- 集合写真
最後に、振り返りとして受講者の皆様から感想を伺いました。
「入間樹林地内での実習は大変良かった」、「午前の座学は理論的な内容で面白かった」、「入間樹林地内には多種多様な植物が存在し、その多様性に驚いた」といった感想をいただきました。
ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。