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掲載開始日:2022年12月22日更新日:2022年12月22日
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令和4年度 第5回雑木林ボランティア講座の活動
雑木林ボランティア講座は、調布に今も残る里山の風景や雑木林を市民と市が協働で保全していくためのボランティア養成講座です。市内の雑木林の維持管理に役立つ知識や技能を習得します。
今回は令和4年11月5日(土曜日)に佐須ふれあいの家及び深大寺自然広場(かに山)で行われた、第5回雑木林ボランティア講座「雑木林の恵みを体験」の様子を報告します。
座学で雑木林について学ぶ
始めに、佐須ふれあいの家において、深大寺・佐須地域の雑木林や里山の概要などを学びました。
講師の小池弘志様(元都立農業高校講師)から、雑木林を残していくためには、落ち葉を集めて堆肥にしたり、様々な植物が成長できるように環境を整えることが必要であるとの話がありました。
また、近年、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌により、ミズナラ等が集団的に枯損する「ナラ枯れ」について、放置すると倒木等の危険があることから、若い木を育てて欲しいとの話しもありました。
実習
座学終了後、深大寺自然広場(かに山)に移動し、火熾しや花炭作りを体験しました。
まずは、火熾しに必要な薪や花炭の材料となる松ぼっくり等を拾い、かまどで簡単な火熾し方法のレクチャーを受けました。
その後、受講者が実際にかまどで火を熾し、松ぼっくり等を使って花炭作りを体験しました。
じっくり時間をかけて煙が出なくなるまで燃やすことで、きれいな炭ができました。
かに山での全体風景
火熾しの様子
かまどの様子
花炭 竹炭
集合写真
最後に、振り返りとして受講者の皆様から感想を伺いました。
「かまどでの火熾しは初めてであり、良い経験となった」、「思っていたより花炭がきれいにできた」、「かに山に初めて来たが、本当に素晴らしい場所である」といった感想をいただきました。
ご参加された皆様、お疲れさまでした。