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掲載開始日:2026年4月20日更新日:2026年4月20日
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令和8年度 市長コラム「手をつなぐ樹」(第482号から第483号)

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第483号 実り多き日々を
春4月、それぞれのスタート。
小学校の入学式。まことに可愛く微笑ましい。「ご入学おめでとうございます」と言うと、大合唱のように、「ありがとうございます」と応じてくれた。見事に声をそろえて。事前に練習したのだろうか。思わずこちらの頬も緩みがちになりながら、早く学校に馴染んでくれるようにと願うばかり。
中学1年生の表情には多少の緊張が見て取れた。あらゆる場面で自立を求められる今後の展開を予期して、期待と不安が交錯しているのだろう。ただ、彼らは小学校時代に遭遇したコロナ禍の渦中で、自らを律して辛い時期を乗り越えた経験を持つ。そのことを一つの自信として、今後難題が発生した際にも負けずに立ち向かってもらいたい。
大学の新入生は、騒然とする国際情勢下での入学となる。人類は今後の国際社会をどう構築していくべきか。その大命題に取り組むためには、複眼的思考を深めてもらいたい。政治、経済、文化、その他あらゆる観点からの分析なくして複雑に絡み合う国際関係を読み解くことはできない。
また現時点は、人類が人工知能を広範な用途に使いこなし始めたスタートラインとも言える。人類の進歩のために、彼らがそれを賢明に活用することを期待する。ただ同時に、未来永劫AIが完全には代替できない人情の機微などの人間固有の感性を磨くことにも積極的に取り組んでもらいたいと思う。
調布市長 長友貴樹
(市報ちょうふ 令和8年4月20日号掲載)
第482号 新広場に思う
長年にわたる工事の継続により市民の皆様に多大なるご不便をおかけした調布駅前広場が、先月ようやく完成した。調布市の表玄関とも言える新広場の誕生により多くの市民の方が新たな憩いや安らぎを得られることを切望するとともに、イベント開催時等に増加するであろう市外からの来訪者により、得がたい経済効果が生じることに期待を寄せたい。また、同じく3月には都市計画道路3・4・28号線(註)も開通した。
それにしても、予算その他の事情にもよるが、まちづくりの案件によっては極めて長い歳月を必要とするものだ。今回、そのことを改めて痛感している。調布駅前広場については、地下化による京王線の連続立体交差化の決定から24年。地下化切り替えから14年。他方、都市計画道路に至っては、驚くことに計画決定時から現在までにすでに64年が経過している。
その間、継続的な国や東京都による支援、また市議会や市民のご理解があってここまでたどり着くことができた。これらの事業達成により、今後市民生活にもたらされる利便性の向上や潤いの創出を多くの方に実感して頂ければ嬉しい限りだ。
満開の桜を眺めながら、新たなスタートに際して、今年度のまちづくりに思いを馳せている。
(註1)調布3・4・28号線(品川道天神前線)は、調布駅の東側に位置し、品川通りから甲州街道までの南北方向を通る幹線道路。
調布市長 長友貴樹
(市報ちょうふ 令和8年4月5日号掲載)