印刷
ページ番号:5723
掲載開始日:2023年7月7日更新日:2023年7月7日
ここから本文です。
(7月7日発表)夏休み企画「おしえて!武者小路実篤」
(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
武者小路実篤の90年にわたる生涯と「人柄」がわかるエピソードを紹介する展覧会
武者小路実篤
「愛と死」原稿
1939(昭和14)年
展示概要
「友情」「お目出たき人」など、現代でも武者小路実篤が書いた小説は読書感想文の課題図書になったり、テレビなどのメディアに取り上げられたりします。そんな実篤は、一体どんな活動をしたのでしょうか?本や絵を書いた人。そして新しき村を作った人。さまざまな活動をした実篤の90年にわたる生涯を解説します。
本展覧会では、実篤の「人柄」がわかるエピソードを紹介。たくさんの業績を残し、偉くて遠い存在のように感じてしまう実篤も、一人の人間。子どものころは苦手な科目があったり、青春時代に夢中になった作家がいたり、友人と喧嘩したこともあります。本展で実篤がもっと身近に感じられるかもしれません。
本展の見どころ
実篤初心者大歓迎!
実篤って誰?何をした人?という初心者向けの展覧会です。実篤はどんな活動をしたのか。どんな生涯を送ったのか。どんな人だったのか、本展で辿っていきましょう。
2歳のころの実篤(写真左)
1886(明治19)年頃
家族大好き、お茶目な姿も
教科書に載る人で遠い存在のように感じてしまう実篤ですが、お茶目で家族を大切にするエピソードが残されています。なぞなぞ付きのハガキを娘たちに送ったり、卯年だから飛び跳ねてみたり。実篤の親しみやすい一面が覗けます。
現代にも続く作品たち
実篤の作品は現代でも読まれています。課題図書やメディアに取り上げられることが多い「友情」や「お目出たき人」、「愛と死」など、有名な作品の初版本、原稿などを展示。作品を書いた背景も共にご紹介します。
武者小路実篤「孫二人遊戲圖」
1950年頃
紙本墨画淡彩
会期
令和5年7月8日(土曜日)から8月27日(日曜日)まで
(注)8月1日(火曜日)に一部資料の展示替えを行います。
展示解説
- 解説:勝見 知世(展覧会担当学芸員)
- 日時:令和5年7月22日(土曜日)、8月18日(金曜日)午後1時30分から45分間程度
- 参加費・申込:不要 時間までに展示室へお集まりください。
同時開催 調布市郷土博物館×武者小路実篤記念館コラボ展示 実篤公園は縄文遺跡だった??
実篤記念館では、2017年度から市内施設連携の一環として調布市郷土博物館とのコラボ展示を夏休みにあわせて行っています。今回のテーマは考古。実篤公園で見つかった土器から、縄文時代の生活を見てみましょう。
問い合わせ
一般財団法人調布市武者小路実篤記念館
郵便番号 182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
電話 03-3326-0648
ファクス 03-3326-1330
調布市武者小路実篤記念館ホームページ(外部リンク)