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トップページ > 市政情報 > 広報 > プレスリリース > 令和5年度 > (3月6日発表)武者小路実篤記念館春季展「美術雑感」

ページ番号:11304

掲載開始日:2024年3月6日更新日:2024年3月6日

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(3月6日発表)武者小路実篤記念館春季展「美術雑感」

(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。

実篤に影響を与えたもの

武者小路実篤は若い頃から美術に強い関心を持ち、生涯を通して美術論を多く発表しています。「白樺」時代には同人と共に白樺美術館設立を呼びかけ、51歳の時には西洋美術の実物を見るため欧米各地を旅行するなど、深い情熱を持ち続けました。また40歳頃からは自ら絵筆をとり、本格的に絵を描くようになりました。
本展覧会では、実篤記念館が収蔵する実篤自身が集めた美術品を展示します。実篤は、自分の心に響けば真贋問わず、身近において観て楽しんでいた、と後年語っています。実篤のコレクションは、西洋・東洋美術や工芸品など多岐にわたります。収集し愛蔵した美術品から実篤は何を感じ取り、どのように自身の作品に昇華させていったのか。実篤の美術論からの引用と愛蔵品などを描いた書画を交えながら、探ってみましょう。

展示概要

会期

令和6年3月2日(土曜日)から4月14日(日曜日)

本展の見どころ 

美術好きな青年、実篤

実篤は10代で志賀直哉や正親町公和(おおぎまちきんかず)と知り合い、彼らから影響を受けて美術に関心を持つようになり、その情熱は、生涯を通じて衰えませんでした。本展では、美術に興味を持ち始めた頃の書簡や資料を紹介します。

「白樺」同人が紹介した西洋美術

ロダンやゴッホ、セザンヌなどの西洋美術家は、現在多くの人に知られています。それは、実篤が学習院時代の友人たちとともに発刊した同人雑誌「白樺」が、当時珍しかった西洋美術の図版を掲載・紹介したことが一つのきっかけでした。また、「白樺」同人は西洋の美術作品をいつでも見られるように美術館を作ろうと計画しました。本展では、実篤ら「白樺」同人が愛した美術を紹介します。

実篤が見つめる愛蔵美術品

実篤が愛蔵品を見つめる眼差しの一端は、自身の美術論や愛蔵の彫刻や工芸品を描いた書画からうかがうことができます。真贋問わず収集・愛蔵した実篤の思いを紹介します。

主な展示資料

  • 白隠「鍾馗図」紙本墨画
  • 伝雪舟「雷図」紙本墨画淡彩
  • 八大山人「八大山人画冊」紙本墨画
  • 武者小路実篤「南瓜と壺」1972年 キャンバス・油彩

(注)この他にも広報用画像の提供が可能です。

展示解説

解説

勝見 知世(展覧会担当学芸員)

日時

3月15日(金曜日)、4月6日(土曜日)
午後1時30分から45分間程度

参加費・申込

不要
時間までに展示室へお集まりください。

問い合わせ先

一般財団法人調布市武者小路実篤記念館

このページに関するお問い合わせ

調布市教育委員会教育部郷土博物館 

電話番号:042-481-7656

ファクス番号:042-481-7655

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