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掲載開始日:2024年4月5日更新日:2024年4月5日
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(4月4日発表)武者小路実篤記念館春の特別展「仙川の家-武者小路実篤、終の住処での20年-」
(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
東京・調布での暮らしを紹介
文学、新しき村、書画など多方面にわたり活動した武者小路実篤(1885年から1976年)。子どもの頃から「年をとったら水のあるところに住みたい」と願い続け、70歳の時に、自ら歩いて見つけた東京・調布に新居を建て、移り住みました。京王線の仙川駅に近いことから「仙川の家」と呼び、妻と二人きりの静かな生活を送りながらも、次々と舞い込む仕事に励み、90歳で亡くなるまで忙しくも充実した日々を過ごします。
本展覧会では、仙川の家での実篤の活動と暮らしを紹介するとともに、それを支えた建築や家具などにも注目。実篤の最後の20年間を振り返りします。
会期
令和6年4月27日(土曜日)から6月9日(日曜日)まで
注目ポイント
仙川の家での原稿・書画を一挙公開
作家として人として円熟した70歳以降の作品を紹介。後半生をえがいた自伝小説「一人の男」の原稿、味わい深い書画、90歳の作品もご覧に入れます。
地域に残る実篤作品を紹介
調布市立滝坂小学校、東京都立神代高等学校など、地域の学校には実篤作品が今も伝わります。普段は学校内にある作品をお借りし、展覧会に出品します。
最新の研究成果を発表
実篤が淡彩画を描く時に使った机と椅子はこれまで制作元などが分かっていませんでしたが、令和4年、鳥取民藝家具であることが分かりました。学芸員が日々行っている調査・研究の成果を発表します。
展示解説
日時
5月3日(祝日・金曜日)、6月1日(土曜日)
午後1時30分から45分間程度
解説
佐藤 杏(本展覧会担当学芸員)
申し込み
不要。時間までに展示室へ。
展覧会の後には実物の是非仙川の家へ(旧実篤邸(登録有形文化財)内部公開)
日時
毎週土曜・日曜日、祝日
午前11時から午後3時(雨天中止)
(注)平日はガラス戸越しに邸内の様子をご覧いただけます。
問い合わせ先
一般財団法人調布市武者小路実篤記念館
- 住所 182-0003 東京都調布市若葉町1-8-30
- 電話 03-3326-0648
- ファクス 03-3326-1330
- Eメール kinenkan@mushakoji.org
- 武者小路実篤記念館ホームページ(外部リンク)