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掲載開始日:2024年4月30日更新日:2024年4月30日
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(4月30日発表)「お出かけ情報サービス」の公開
(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。
人流の活性化や移動利便性の改善を目的
調布市(市長:長友 貴樹)、多摩市(市長:阿部 裕行)、株式会社ヴァル研究所(代表取締役:菊池 宗史)、及び、京王電鉄株式会社(代表取締役社長:都村 智史)は、先の新型コロナウイルス感染流行以降都内で戻りきらない人流((注)V-RESAS「移動人口の動向(東京都)」)の活性化や、移動利便性の改善を目的として、スマートフォン等で利用可能な「お出かけ情報サービス」を、令和6年5月1日午前10時に公開します。
背景
新型コロナウイルス感染症流行の影響を一因とした人流の落ち込みや移動利便性の改善に加え、ゼロカーボンに向けたモーダルシフトの推進は、調布市や多摩市にとって共通の重要課題でした。また、沿線の人流の活性化は、調布市も参画する調布スマートシティ協議会(外部リンク)(注1)の参画団体の一つである京王電鉄株式会社にとっての課題でもありました。そこで、公共交通機関を利用して、地域の魅力をもっと気軽に満喫してもらうことを目指して、令和4年度から「お出かけ情報サービス」の実証に関する検討に取り組みました。そして、令和5年度から、東京都市長会補助金事業(令和5年度から3か年に渡る実証的な取組を進めるための補助金を活用した事業)として実証事業を進めてきました。
(注1)市や市内の企業・大学等4団体が共同で令和3年6月に設立。現時点の加盟団体は、調布市・アフラック生命保険株式会社・国立大学法人電気通信大学・特定非営利活動法人調布市地域情報化コンソーシアム・京王電鉄株式会社・東日本電信電話株式会社・日本郵便株式会社・鹿島建設株式会社(鹿島技術研究所)・多摩信用金庫・株式会社東京スタジアムの10団体。
デジタル技術等により市民生活の豊かさや地域の持続的成長に繋がる内容について、複数分野に分かれて推進。
サービスコンセプト
お出かけ情報発信の質を高めて回遊性を向上
- 「楽に」
地域のタイムリーなイベントや観光情報をワンストップで提供 - 「わくわくして」
モデルコースを選べる・巡れる - 「ついでに」
目的地に着いてからも、その場で、最寄りの現地スポットを検索
公共交通機関による移動利便性を向上
- 「ストレスフリーに」
遅延情報を反映させた乗換・経路検索サービスの導入 - 「気軽に」
効率的にお出かけスポットを巡るための最適な乗継案内を、複数の公共交通機関から抽出提案
機能
マップ・モデルコース機能
地域メディアとの情報連携(注)により地域ならではのおすすめのお出かけスポット等の情報をマップ上に表示するほか、あらかじめ設定されたコースを利用者に案内し、調布市内や多摩市内の魅力を満喫していただけます。
(注)情報連携する地域メディア
- 調布経済新聞(外部リンク)
特定非営利活動法人調布市地域情報化コンソーシアム(以下、CLIC)が運営する、調布市及び近隣の経済・文化関連のニュースを掲載するウェブメディア。同サービスには主に新規開店のニュースなどを提供。 - ちょうふ地域コミュニティサイト「ちょみっと」(外部リンク)
市内イベントや地域活動団体が見つかるウェブサイト。「ちょみっと」独自の情報に加え、市内10サイトのイベント情報を一元管理できる仕組みを採用しているため、多種多様な情報が掲載されているのが特徴。同サービスとシステム連携を行い、主に比較的規模の大きなイベントやお祭り情報を提供。調布市(協働推進課)とCLICで協働運営。 - 調布どっとこむ(外部リンク)
市内のお店・事業者、3000店以上の情報を掲載する地域ポータルサイト。数多くの市内商店会やイオンシネマ・シアタス調布半券サービス、調布Wi-Fiなどのホームページとシステム連携し、事業者(参加店)情報を提供。事業者は自身で内容の修正ができる。CLICが運営、調布市商工会と提携。システム連携を行い、同サービスには主に個人経営の飲食店の情報を提供。 - 多摩ポン(外部リンク)
月間最高116万PV。多摩市在住15年のライターが市民目線で運営する多摩地域情報メディア。多摩ニュータウンがある多摩市を中心に調布市、八王子市、立川市、町田市、府中市、稲城市など多摩エリアのイベント情報、観光情報、開店・閉店情報、グルメ情報などを発信。SNSの総フォロワー数は3万人以上。
リアルタイム経路検索機能
東日本旅客鉄道株式会社が提供する「リアルタイム経路検索」を活用し、公共交通機関の実際の遅れを加味した情報をリアルタイムに反映させることでスムーズなお出かけをサポートします。
イベント情報・スポット情報のコード情報化
イベント情報・スポット情報を2次元コード化してイベントチラシ等へ掲載可能。イベント会場やスポットまでの経路案内をスマートフォン等で簡単に利用者が検索できるようになり、移動利便性が向上します。
なお、経路案内には前述の「リアルタイム経路検索」を活用します。
画面イメージ
今後の展望
マップ情報の充実を図ることで本サービスの利用満足度向上を目指していきます。
利用者の皆様に、本サービスをより身近に感じていただくために、地域が選ぶモデルコースづくりなど、様々な企画を検討していきます。