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トップページ > 市政情報 > 広報 > プレスリリース > 令和6年度 > (9月3日発表)武者小路実篤記念館秋季展「自筆原稿の魅力」

ページ番号:12864

掲載開始日:2024年9月3日更新日:2024年9月3日

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(9月3日発表)武者小路実篤記念館秋季展「自筆原稿の魅力」

(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。

武者小路実篤の自筆原稿画像公開を機会に

自筆原稿は、印刷されてからではわからない多くの情報を含んでいます。推敲の跡は実篤の思考を映し出し、字の癖や用紙の使い方に性格が滲みます。また、編集の際に書き込まれた指示からは、印刷され読者に読まれるまでの過程も読み取れます。
当館では収蔵する314点の実篤自筆原稿の約半数について、今年5月に国文学研究資料館近代文学者草稿デジタル化プロジェクトにより画像データを公開しました。
これを機会に、画像を公開した177点の自筆原稿を特集し、これまであまり展示する機会がなかった作品や、題名が書かれた1枚目以外のページも展示し、自筆原稿が持つ膨大な情報を読みときます。

会期

令和6年9月7日(土曜日)から10月14日(祝日・月曜日)まで

内容

作者の思考の跡を読み解く

実篤は原稿をあまり書き直さないと言われますが、本当でしょうか?原稿に残る書き直しからは、内容
や表現を選び取るまでの実篤の思考の軌跡を読み取ることができます。

原稿用紙や筆記具にも注目

様々な原稿用紙を使っており、一つの作品でまちまちなものもあります。また通常はインクで書きますが、毛筆や鉛筆で書かれたものも。実篤の習慣や好みのほか、新しき村や疎開先で手に入るものを使うなど、執筆の状況や時代背景が浮かび上がってきます。

印刷されて読まれるまで

原稿には編集の指示も書き込まれています。どのような工程を経て読者に届くのか、原稿から解説します。

展示しきれない原稿は画像で

冊子に綴じられた原稿などは、展示では1箇所しか開けません。そこで今回、画像データの公開を生かし、展示できないページや拡大したい箇所などをタブレットやスマートフォンで見られるように、展示の中で関連づけます。

展示解説

  • 解説 伊藤 陽子(本展覧会担当学芸員)
  • 日時 9月27日(金曜日)、10月12日(土曜日) 午後1時30分から45分間程度
  • 申し込み 不要。時間までに展示室へ。

問い合わせ先

一般財団法人調布市武者小路実篤記念館

このページに関するお問い合わせ

調布市教育委員会教育部郷土博物館 

電話番号:042-481-7656

ファクス番号:042-481-7655

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