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トップページ > 市政情報 > 広報 > プレスリリース > 令和6年度 > (4月16日発表)企画展「灰色になった故郷 3.11後の釜石を歩いて」

ページ番号:11637

掲載開始日:2024年4月18日更新日:2024年4月18日

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(4月16日発表)企画展「灰色になった故郷 3.11後の釜石を歩いて」

(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。

3.11津波の被災8日後の写真を13年を経て初公開

被災地の写真 写真展の写真

調布市東部公民館(調布市若葉町1丁目)で、現在、企画展「灰色になった故郷 3.11後の釜石を歩いて」を令和6年5月8日(水曜日)まで開催しています。

当公民館の岩舘 聖恵(いわだて きよえ)専門員は、岩手県釜石市出身で、東日本大震災の時に実家が津波の被害に遭っています。
自身は被災していないものの、実家は全壊、両親は九死に一生を得ています。
本展では、被災から8日後に、ようやく岩舘専門員の兄が釜石市内に入ることができ、その時に撮影した写真を初めて公開しています。
被災直後の様子なだけに、被害の状況が見てとれます。

当時、写真を見た岩舘専門員は「故郷がそうなったショックは大きかった。
町も色がなく、灰色になった感じで、日本ではないみたい」と思ったとのことです。
それからは他人に話したくないという気持ちでしたが、13年の時が経ち、「もう一度振りかえってみてもいいかな」「人に写真を見せてもいいかな」という気持ちの変化があり、岩舘専門員の兄と話し、展示をするに至りました。
内容は、釜石駅から自宅までの津波の跡や全壊した自宅など、被災後まもない釜石市内の様子など、メイン写真17点とともに家族がどんな動きをし、その時どのような思いで写真を撮ったのかなどを併せて展示しています。
この展示を見ていただき、津波の力の凄まじさを感じていただき、いつ起こるかわからない災害に備える機会にしていただければと思います。

また、この展示について、調布市動画ライブラリーからYouTubeで配信しています。
「灰色になった故郷~3.11後の釜石を歩いて」写真展 プロモーション動画(YouTube)(外部リンク)

さらには、4月20日(土曜日)午前10時から、当公民館学習室で講演会「女性視点の備えと避難所運営 東日本大震災の経験から」を開催します。
講師の五十嵐ゆかりさんは岩舘専門員と同じ岩手県出身で、東日本大震災後の避難所運営にあたった経験があり、女性支援に特に力を入れて活動されています。

このページに関するお問い合わせ

調布市教育委員会教育部東部公民館 

電話番号:03-3309-4505

ファクス番号:03-3305-3456

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